夜明けまでの100日

本当の自分に戻ってゆく過程や日々の暮らしについて記録しています。

要るか要らないか?では永遠に片付かない。断捨離で必要な心構えとは。

 

実家を断捨離をして得た、断捨離のやり方をシェアします。

断捨離王道のやり方


断捨離は、

①まずは全てのものを把握するため、物を全て出す
②必要なものだけを戻す

でとりあえずはOK。

でも大事なのは、この必要ないものを選別する、という部分。
これが一番重要です。

必要かどうか?の部分を間違えると、
全く物が減らずただ物を出して戻しただけの不思議な行動になってしまう恐れがあります。

物を捨てるための質問

実家で断捨離している中で、いるかどうかを親に聞くと、これもいるあれもいると中々断捨離が進まないこともあるかもしれません。

そこで大事なことは、
いるか?いらないか?ではなく、
次の質問をしてみることです。

「今、使っているか?」

そうすると、いるかいらないか?の質問と違った答えが出てくるかもしれません。

•いつも使っている→残す

でOKですが、

•使ってないけど、いつか使うかも
•使ってないけど高かったから
•使ってないけど、まだ使える
→は捨てていきましょう。思い切って。

同じ用途のものも、思い切って本当に使う分だけ残しましょう。(大量にあるスプーンなど)

画像
実家キッチン断捨離成果
フタがべとべとするタッパー、折れた菜ばし、フタのない急須、記念品のコップ類、何個かあるスライサー、使い捨てスプーン類、パスタレンチンするやつ、使ってないスープ用スプーン等


今使ってないものは、残念ながらこれからも使えないでしょう。何故なら、私たちが管理できるキャパには限界があり、管理できる分は本当に僅かだからです。
実際、よく使っているものを観察すると、ごく僅かな使いやすいものだけを使っていることがわかります。

価値があるものや、高かったものなども、関係なく、今がどうか?という基準で捨てていきましょう。
貰い物などは、貰った時の気持ちが一番なので、十分いい気持ちにさせてもらったと思って、潔くお互いに新しいステージにいきましょう。

例えば私の場合、子供の頃親に買ってもらったキーボードピアノがあり、使ってないので捨てようとしましたが、当時高いのをねだって買ってもらった思い出があり、少し躊躇してしまいました。

しかし、当の親は「誰に買って貰ったやつなの?」という始末。こんなもんです。捨てましょう。
あげた人はいちいち覚えてないです。

もし判断に迷ってしまうものがあれば、
自分の理想の状態で必要か?で決めてみます。

例えば、スーツを断捨離するか迷っているとします。
スーツは高いですから、迷いますよね。

でも、自分が理想とする暮らしで必要かを考えると、今後会社勤めではなく、自分で色々と創っていく暮らしがしたい!という人には、
スーツはもう必要ないということが分かると思います。

むしろ、断捨離した結果に合わせるように、スーツがないなら私服でいい暮らしをすればいいじゃない!と言うように、自分の暮らしの方を合わせていけばいいと思うんです。
ないならないでどうにかなるし、むしろ無くて自然な生活にするように持っていくことも案外できるもんです。

捨てて不安に思うものがあっても、例えば電子ケトルがなくても鍋で湯を沸かせばいいじゃない!と、どんどん他のもので代用できますし、そんな工夫を楽しんでみるのもアリかもしれません。