夜明けまでの100日

本当の自分に戻ってゆく過程や日々の暮らしについて記録しています。

【自分を受け入れるワーク】「できない自分」という前提を疑ってみる。

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前回、自分軸で生きることの大切さと、
そのためには自分を知り受け入れていく作業が必要であることをnoteにしました。

「受け入れるって、どんな自分を受け入れればいいの?」
「そもそも自分って一体何??』

と、どこから手をつけていいのか…という感じです。

そこで、自分を受け入れていくには、まず自分を知る作業から初めていきます。
自分の過去の出来事を紐解いていきながら、
自分のまわりでよく起こる出来事の共通点を見つけ、
そこから自分の感情や思考の癖を見ていきます。

そうすることで、分離してしまっている自分を見つめ、受け入れる作業をすることができます。

自分の過去のエピソードを振りながら、自己分離してしまっている自分の一部に気づく作業です。

自分の長所と短所

自己分離に気づくために、まず、最初に自分が短所だと思っていることを書き出してみます。
ノートじゃなくても、スマホのメモなどで大丈夫です。
(忙しい人は、頭の中で思い浮かべるのでも大丈夫です^^)

私の場合を書いていきますね。

•短所
時間にルーズ、達成が苦手、支配的

などです。

ちなみに、これは今の私が書いたものですが、自分への向き合いを始める前の私は、以下のように自分の短所を捉えていました。

《短所》
集中力のなさ 優柔不断(仕事では改善されてきました) 慌てやすい 驚きやすい 競争が苦手 挑戦しない
先延ばしにしやすい 少しビックマウス 内心はせっかち 家族愛があまりない 相手が望むような言葉を言ってしまうところがある 自己愛はあるのに自己肯定感が低い 異性との会話が苦手

(多い!)

本当に、今考えると思い込みで言っていたものも多く、こうだと思っていた自分がいかに曖昧なものだったか分かります。
でも、当時は本当に悩んで、気にしていたのです。
どうやって自分の欠点と上手くやっていこうかと考えていました。

話が飛びましたが、短所が書き出せたら、しばらくそれを眺めてみます。

「いやでもこれは捉えようによっては悪いことではないし、、」とか、
「最近は改善されてきたからあんまり気にしてないかな」
とか、頭であれやこれや出てくることは、横に置いておいて、
ただシンプルに、自分はそう捉えているのだなぁと、と眺めてみます。

過去の出来事から原因を考える


そうしたら、次に、なぜそれを短所と捉えてしまうようになったのか、ということに焦点を当てていきます。
その短所を思い知らされたような過去のネガティブな出来事を振り返りながら、分離してしまっている自己に気づく作業です。

過去のネガティブな出来事を振り返るのは、ちょっとやりたくない、
見たくないと思います。出来れば避けて通りたい。。

なので、初めは過去の出来事でなくとも、
最近起こったネガティブな出来事から初めても大丈夫です。
(それでも十分嫌かもしれませんが、、、)

私の場合は、高校時代の出来事、大学時代の出来事などから、自分の欠点について上のように考えるようになりました。

しかし、それよりもっと深いところでは、
小さい頃の出来事、特に母親との関係によって、
自分は〜ない!と印象づけてしまっていることが多く、私も紐解いていくとそこに行きつきました。

過去のエピソードがいくつか思い出せたら、
実際に感情の吐き出し→気づきを得る作業によって、分離している自己を受け入れていく作業をしていきます。

それでは、具体的なワークの説明をしたいと思います!

それでは、実際に自己分離に気づく簡単なワークをやってみましょう。

①短所を思い知らされたようなエピソードを思い出し、そのときのネガティブな感情を出してみる。

例) 私の場合
大学の時、ある人に自分の欠点を指摘されて、『最近の若者はこんなにレベルが低いのかと思った』と言われた。

(怒り)
•あんたに何がわかる!
•何様
•そうやって優劣で人を比べるな!
•私のこと、何も分かってない!

(悲しみ)
•そんなこと言われたくなかった
•辛かった
•私はそんな人間じゃないよ、と分かってほしかった
•失望されて悲しい、つらい
•私だってこんな自分がいや、つらい

この時、怒りの感情が沢山出たり、悲しみの感情が沢山出たり、どっちかに偏る人もいるかとおもいますが、どちらもなるべく出してみましょう。

上の感情は、どちらかが自分が傷つかないように守るエゴで、どちらが傷ついた子どもの頃の自分である、インナーチャイルドです。

そうして、ここで第三の人格を用意します。
それが、今の大人のあなたです。

大人のあなたを通して、まるでその時の自分に寄り添うように、

•つらかったね
•それは嫌だったよね

と、寄り添ってみて下さい。

そうすると、長年未消化だった思いが浄化されていき、フラットな中庸の視点に立つことが出来ます。

そうすると、不思議なことに、
色んな気づきが得られます。

例えば、その時の相手の気持ち、自分の思い込みに対して、はたしてそうだったのか、という視点で見ることができ、新たな気づきが得られます。

例えば、上のエピソードであれば、

•私は、人から失望されることを極端に怖がる性質があったこと
•常に、人に分かって欲しい
=自分は分かってもらえない、と思っている

ということが分かります。(他にもあります)

他の出来事も同様にこのワークをやっていくと、
自分の中のルールみたいなものが見えてくるかと思います。

それが鍵です!

そこが、本当の自分に繋がる鍵であり扉です。

そしてその扉は、最終的には、
両親、特にいえば母親との関わり合いに行き着きます。

なので、真っ先にアプローチしたい人は、
思いつくお母さんとのエピソードについて、
すぐにワークをやってみてもいいかもしれません。

以上になります😊

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